【干支のおきもの】イノシシを作りました!

少し遅くなりましたが、アトリエのこどもクラスで今年の干支、いのししの置物を作りました。

 

今回は『張り子』という伝統的な作り方を使ってみました。

『張り子』は薄い紙を何層にも重ねてのり付けしていくとても手間のかかる作業ですが、子どもたちも頑張って作ってくれました。

 

ここでちょっと制作工程をご披露したいと思います。

 

まずはこちらが原型となるたまご型の発泡スチロール。

 

 

これに紙が直接くっつかないように、まずはラップでぐるぐる巻きにしてから紙を張っていきますがその前に下準備。

新聞紙をべリベリと小さくちぎっていきます。

 

ちぎった新聞紙を最初は水に浸して貼っていきます。

これを二層ほど重ねた後、ボンドを溶かした水に変えてさらにペタペタと。

 

途中どこを貼ったかわからなくなるので、白い半紙をサンドイッチして貼っています。

この工程を4~5回重ねます。

時々おにぎりを握るように手のひらを使って握り、かたちを整えると奇麗に仕上がります。

 

 

 

ここでいったん足を着けます。ちょっと長めに作って後で好みの長さに切ります。

短い方がイノシシらしくて可愛いですね。

別の紙をぐるぐると巻き4か所。その上からさらに半紙をペタペタ貼って本体に同化させます。

 

 

よく乾燥させたら真ん中からカッターで前後に切り分け、中のたまごを取り出します。

結構固いので慎重に。

それをまた同じく紙を貼ってくっつけます。

 

本体が出来たら紙粘土で鼻や牙などを着けるとすっかりイノシシです。

 

絵の具で色を塗ったら完成!

可愛いイノシシの出来上がり!

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